ご挨拶


特定非営利法人 雷保護システム普及協会
理事長 林 和博

特定⾮営利活動法⼈ 雷保護システム普及協会は、「雷に安全で安心なIT 社会の実現」を目標に、平成15(2003)年11月に設立しました。
私たちは、建築物等の雷保護(受雷部システム・引下げ導線システム・接地極システム)に関する調査、研究を関連機関と協力し最新の情報収集を行い、 雷保護設備の合理的な設計、施工、検査及び保守点検システムの構築に努めてきました。
また、これらの普及並びに促進に関する事業として、「雷保護システム技能者講習会」を行ない、 我が国の雷保護システムの品質・保守普及活動を行なってきました。 近年、異常気象ともいえる現象で発生する落雷はさまざまな被害をもたらしています。
直撃雷保護のために必要な外部雷保護システムの主要な設備である避雷針設備(受雷部システム)も例外ではなく経年変化で劣化します。
適切な保守点検と最新技術を取り入れた雷保護システムへの改修は、雷による被害を縮減させることが可能です。
落雷時に発生する雷サージは、耐電圧が弱い電気・電子機器に雷害を増加させています。
電気・電子機器への雷サージの影響はSPMを構築し適切に雷保護をすることで低減することができます。
最新の技術情報を個人で収集し習得するには、困難な時代であるからこそ、 新しく主流となる学術機関や業界が有機的に連携する相互補完がより重要になると私たちは考えます。
本協会の活動を通じて、雷による被害が縮小される社会を目指して参りますので、どうか今後とも皆様のご協力を賜りたくお願い申し上げます。

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